代表者紹介/インタビュー | Allied Verse Pte Ltd

代表者紹介/インタビュー

代表者紹介/インタビュー

Update: 2023.12.09

代表者紹介

AKIRA YASUDA
安田 哲

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【事業概要】
企業理念「日本ファンを世界中に増やす」
日本とシンガポールに法人を有し、これまで400社以上の日系企業の国内外でのビジネスプロデュースを実施。シンガポール、ベトナム、インドネシア、サウジアラビア各国で、日本製の商品/サービスを拡販する事業を展開中。
国内外に有する強力なRight Partner(代理店、顧客候補)に対し、ビジネスプロデュースした商品/サービスを提案することで、支援先企業の売上増を実現。
【略歴】
1985年生、北大院修了。
(株)NTT DATAへ新卒で就職し、国家基幹システム構築に従事。業務完遂後ベンチャー企業へ転職、その後独立しドバイに移住するも事業に失敗し撤退。自身が海外事業に失敗した学びを生かし、日本企業がリスク少なく海外進出できる方法を考案。
その方法を生かし「日本ファンを世界中に増やす」ため、ビンテージマネジメント株式会社を設立。
2014年にシンガポールに移住。 その他、シンガポールでは人材紹介事業、インドネシアでは語学学校の経営に参画。
2020年より、Next Meats Singapore CEOに就任し、代替たんぱく質の世界展開を開始。
2024年8月より、Allied Verse Pte Ltd代表に就任。
【言語】
日本語、英語、中国語
【所属】

Allied Verse Pte Ltd, Managing Director
(社)越境ラボ 理事長
(独)中小基盤整備機構 令和6年度中小企業アドバイザー(国際化・販路開拓)
(財)自治体国際化協会プロモーションアドバイザー
(大)北海道大学 産学協働アドバイザー
JETRO Singapore 海外展開コーディネーター
JCI City Singapore 75代目理事長

 

【受賞】
青年版国民栄誉賞 日本青年会議所主催TOYP2024 文部科学大臣賞 受賞
【執筆物】

【2019年1月】
カナリアコミュニケーションズ「日本人として海外に挑む」出版

【2019年10月】
ぱる出版「外国人雇用管理士公式テキスト」出版

2024年8月更新

代表者インタビュー

・企業理念を教えてください。

『日本の誇りを繋ぎ美しい世界を創る』です。
これから日本がさらに素晴らしい国になるというワクワク感と世界が日本を求めてくれているうちに『日本ファンを増やす』という焦燥感以上が今の私を動かす原動力です。

・なぜ日本ではなく海外で起業されたのですか?

日本を外側から見ると『日本の強みと弱み』、そして同時に『可能性と限界』がよく見えます。
大げさなようですが、海外に身を置き、諸外国のビジネスマンと日々接していると、日本以外の国勢いと強か(したたか)さがよくわかり、日本と外国との差をひしひしと肌で感じることができます。

その肌感覚を持つことは諸外国を相手にビジネスを行う上では重要であるため、実際に海外に身を置き実践することにしました。

・なぜシンガポールなのですか?

シンガポールが私の理念である『日本の誇りを繋ぎ美しい世界を創る』を叶えるのに重要な基準の3つを満たし、最も適している場所だからです。

① 世界中の人が集まりやすい場所であること
② 周囲に『日本ファン』が多い国があること
③ ビジネス環境が整っていること

世界中にこれらの基準を満たす外需グローバル都市はいくつかありますが、日本のこれまでの経験を最も必要としてくれて活かせる環境が整っている東南アジアを舞台にしたいという思いもありました。

シンガポールは人口としては600万人弱の国ですが、近年ではアジア圏で最も高所得国となり、東南アジア諸国(ASEAN)ビジネスのハブでもあることから、『アジアのショーケース(商品の陳列棚)』とも呼ばれ、『シンガポールで売れるものはアジア圏全体で売れる』と言われているため、世界各国の製品やサービス、そして人材が集まっています。

そんなシンガポールに拠点を置くことで、海外に進出してみたいと思われるみなさまにご協力できることは数多くあります。

・海外販路開拓の利点は?

人口ボーナス期が終わり、高齢化・少子化が進み人口が減少する一方の日本において、企業として存続・拡大し続けるためです。そのための方法のひとつとして、日本国内で製造した製品の販売拠点を世界中に開拓し拡げることは必要です。

同時に、日本では需要の少ない、又は減少した製品やサービスが海外では必要とされることもあります。そして、それらは、海外で人気が出ると、日本へ”逆輸入”され、再度見直され需要が高まることも多々あります。

近年では南部鉄器なども、海外の有名高級レストランやホテルで使用されるようになり、日本で人気が再発したというケースもあります。

・海外販路開拓の欠点は?

事前調査や開拓先の商習慣の勉強などを行わず、戦略もなく勢いだけで突き進むと失敗することが多いです。私自身、それが理由でシンガポールの前に発起したドバイでは失敗しました。

みなさまにはそのような経験をされることのないよう、その失敗した経験を生かし、日本の中小企業と自治体に対し「どうやったら低リスク短期間で日本の良いものを世界に売れるか?」という戦略立案を行なっております。

・シンガポールではなく、他の国に進出したいのですが、ご支援いただけますか?

もちろんです。国に問わずご提供するアドバイスやご支援は共通しております。現在はシンガポールだけでなく、マレーシア・タイ・イタリア・ドイツ・ベトナム・インドネシア各国でも支援させていただいており、対象国は年々増えております。

・海外販路開拓に必要な資金がありません。

海外展開に限らず、商品の販路開拓にはマーケティングなどに必要な費用が発生するので、ある程度の資金は必要です。しかしながら、必ずしも大量の資金が必要となるわけではありません。

弊社の強みである、現地向けの商品改良のご支援やビジネスパートナーシップの構築・代理店の活用に加え、政府の支援プログラムを活用したり銀行からの融資や助成金・補助金申請のご支援など、ご依頼内容とご予算に合わせて可能なオプションをご提案させていただいております。
海外進出にご興味をお持ちになられた際には、まずは弊社までご相談ください。

・最後にメッセージをお願いします。

日本には素晴らしい歴史と文化があり、それらから産み出された世界に誇れる商品やサービスが数多くあります。『当たり前』のように享受しているそれらは、日本の外から見ると類い稀なる宝物なのです。

何も手を打たずに現場に甘んじていると、後継者問題や労働者不足より、その宝物は失われてしまいます。これらを守り、後世に繋ぐためには、日本の伝統文化や技術産業にお金が集まる必要があります。

私はシンガポールより世界の課題を見つけ、日本の製品・技術・サービスで世界の課題を解決する支援を行い、『日本ファンを世界中に増やす!』ため、みなさまのお役に立てるよう、日々邁進しております。